本格的なデジタルトランスフォーメーション (DX) 時代を迎え、変化への対応やスピード性を重視した競争力を求めて、旧来の開発手法・文化から、DevOps、CI/CD (継続的インテグレーション/デリバリー) を前提としたシステム開発を導入する企業が増えてきました。一方で日本では技術的負債が足かせになりDXが滞り経済的損失が生じる事態「2025年の崖」が危惧されています。
今回のセミナーで、特に日本のメンバー企業の皆さまにお伝えし、少しでも今後のお役に立てればと、CD FoundationのFatihを招聘したのは、単にグローバルなトレンドを共有するだけではなく、彼が10年前、某通信機器メーカー時代に直面したビジネスの起死回生の一手にCI/CDが深く関与した体験に基づきます。この機会に皆さまと議論し、ヒントをお持ち帰りいただければ幸いです。
《イベント概要》
日時 : 6月21日 (水) 16:00 〜 18:00 (15:30 開場)
会場 : AP品川
対象者 : Linux Foundation メンバー企業
参加登録 (Google Forms) : https://forms.gle/gLdsvi82dhRrGgHY8 定員になり次第、登録を締め切ります。
セミナー「Making CD Accessible to All」by Fatih Degirmenci
ビジネスの進め方は驚異的なスピードで進化しており、テクノロジーやツールの最新化に追いつくことは、規模や従業員数に関係なく、企業に負担をかけることが頻繁にあります。さらに、新製品がユーザーの手に届くまでのスピードが以前よりもはるかに速くなっており、継続的デリバリー (CD : Continuous Delivery) はビジネスを推進する上で重要な要素となっています。何から始めるかを知ることは一つの課題ですが、一度始めた後どのようにスケールさせるかも問題となります。追加のツールが必要かどうか、どのツールが必要か、企業を効率的に運営し続けるための正しい道を選択するためにどのようなリソースが必要か、日常の業務を続けながら開発者をどのようにトレーニングするかなど、さまざまな課題に直面することがあります。
本セミナーでは、なぜ継続的デリバリーが重要なのか、組織のパフォーマンス向上にどのように役立つのか、通信や金融などさまざまな業界の事例を交えて説明します。また、CD Foundationがどのようにこれを可能にしているのか、継続的デリバリーをすべての人が利用できるようにするための取り組みについて紹介します。
講演者:Fatih Degirmenci, Executive Director, CD Foundation
《当日のスケジュール》
- 16:00 – 16:15
組織横断型CDと日本のDX : 福安徳晃 (Vice President of Japan Operations, Linux Foundation) - 16:15 – 17:15
Making CD Accessible to All : Fatih Degirmenci (Executive Director, CD Foundation) - 17:15 – 18:00
懇親会 (コーヒーとお菓子)
The Continuous Delivery Foundation (CDF) has added the open source Emporous repository for software artifacts to an Ortelius platform for managing the software artifacts that make up a microservice.
Ortelius was originally created by DeployHub and subsequently contributed to the CDF, which also oversees the development of the open source Jenkins continuous integration/continuous delivery (CI/CD) platform.